金と銀の読書録 

こんにちは, annです。 毎朝5:55から「X」のスペースで開催される読書会「ヨムハナ」に参加中です。

思考の整理学  外山滋比古著       40年愛されるロングセラーの魅力とは?

2025年2月2日 読了


長い間「読もう」と思いながら、Amazonの「ほしいものリスト」に入れたままになっていた一冊。偶然書店で見かけたのをきっかけに、ようやく手に取りました。

本書は薄く、すぐに読み終えられると思っていたのですが、予想以上に内容が深く、じっくりと味わいながら読み進めることになりました。

1986年に出版されて以来、40年も多くの人に読み継がれてきたロングセラーであり、2024年には「東大&京大&東北大&九州大で最も読まれた本」として話題になっています。

著者の外山滋比古さんは2020年にガンで亡くなられましたが、90代になっても知的好奇心を失わず、学び続ける姿勢を貫かれた方です。私はその生き方を見習いたいと思っています。


考えるために必要な時間
本書では、「考える」という行為に関するヒントが数多く述べられています。ただし、「こう考えなければならない」といった押しつけはなく、読者に考える余地を残した書き方です。

そのひとつが「考えごとは頭の中で発酵が終わるまで、一度忘れるのがよい」という考え方。発酵とは、時間をかけて変化すること。アイデアも、すぐに答えを出そうとせず、一度忘れておくのがよいそうです。

ただ、発酵が終わるのが一週間後か数十年後か、わからない点が少々困ったところではあります。

また、発酵させるには睡眠が重要だそうです。「よく眠ると頭がスッキリするのは、寝ている間に頭の中が整理されるから」だと書かれています。たしかに、ぐっすり寝ると考えがまとまることがありますよね。

 

拡散と収斂|思考の2つのプロセス
特に気になったのは、「拡散と収斂」の能力です。人間の思考はいろいろな情報を自分の解釈で広げる「拡散作用」と、ある目的のため情報をまとめて整理する「収斂作用」を繰り返すことで深まっていくそうです。

読書で言えば、筆者の意図が正解でそれを読み取ることを目的とするのが「収斂読書」で、自分の新しい解釈を創り出していくのが「拡散読書」になります。

学校では主に目的のために情報をまとめる「収斂行為」が評価されます。そのため、多くの人が、正しい答えがないものに対し、自分で解釈することが難しいと考えているのです。

人間の価値
最近、AIが仕事を奪うのではないかとよく言われますが、AIは情報を集めて整理するのは得意でも、人間のように「考え続け、じっくり寝かせて、新しいアイデアを出す」ことは、できないのではないでしょうか。

古代ギリシャの哲学者の言葉は、遠く時代も国をも超えて人を感動させることがあります。タイパ・コスパとは真逆の方向が、人が考えることの大きな意味ではないかと思います。

書店で本を選ぶ楽しさ
本を読むことの醍醐味は、知識を得る楽しみだけでなく、新しいアイデアが生まれることにあります。

私にとって、書店で本を手に取ることは、単なる買い物以上の価値があります。本屋の棚を見ながら、偶然見つけた異なるジャンルの本を並べて考えることで、新しい発想を思いつくことがただ楽しいのです。

このブログも、そんなふうに考えを広げる場にしたいと思っています。

↑よろしければ、一押しお願いいたします。

細々と続いているので、ブログ仲間が欲しくなったこの頃です。

 

 

 

 

感性のマーケティング 小阪裕司著               行動と感性の解明

『感性のマーケティング』は、20年前の2006年に出版された本です。そのころは、日本の人口が減り始め、安倍首相が政権をとり、ライブドアのニュースが話題でした。この本はそんな時代に、未来のマーケット(商品を売る場所や仕組み)の変化について考えた内容です。

 

 

感性のマーケティングとは

「感性のマーケティング」というのは、「感性工学」という学問を基にしています。「感性」とはあいまいで分かりにくい言葉ですが、人がうれしい、心地よいと感じる気持ちのことです。

感性工学では、そうした気持ちを科学的に研究しています。たとえば人がどんなものを見たら心が動くか、を脳機能、神経科学、ロボット開発、社会学,哲学などの専門家をあつめて研究しています。

本書では、特に「客の感性」を大事にしています。商品を「客がどう思うか」を考えて、行動してもらう工夫をするのが「感性のマーケティング」です。


お客さんが動く工夫を考える

ある商品を知ってもらい、買ってもらい、「また買いたい!」と思ってもらうには、どんな工夫が必要でしょうか? 本書では、以下のポイントを紹介しています。

 人の行動を分けて考える
たとえば、ペットボトルの水を飲むという行動を細かく分けてみます。手を伸ばす、キャップを開ける、飲む、置く。こんなふうに行動を分けると、お客さんが「買う」ところに至るまでの、どこで行動が止まるかポイントがはっきりします。

一つ一つの行動のステップを分解して見られるようになると、行動を設計することができるようになります。どこの行動が足りず、どこでお客さんの行動が止まってしまっているのか、はっきりします。

 具体的なアイデアを試してみる
人は赤色や黄色を見ると気になりやすい、と認知メカニズムでは言われています。商品のそばの値札や説明書きに、その色を使うと注目されやすいかもしれません。そういったアイデアを試してみて、実際に結果を見てみることが大切です。

 他の店の工夫をまねしてみる
街を歩くと、たくさんの店舗がいろいろな工夫をしています。それを見て、自分のお店やビジネスで使えるアイデアを試す、試行錯誤することがビジネスの成功につながります。アイデアは身近にあるかもしれません。


流行ではなく現象を見る

人の感性は変化していくので、大きな変化を読む力も大事になります。

最近、世の中の人たちはどんなところに集まって何をしているのかに意識を向けます。現場に行ってみるとそのなかに共通項があるのがわかるはずです。

おばあちゃんたちが集まっていたり、若い子があつまっていたり、男の子が夢中になっていたり、おじさんを虜にしているものにも共通項があります。

人々の関心や、心理的な快適さはどの方向にむいているか、読むことができれば、時代の大きな流れを読み歩むことができるはずです。

 

マーケティングに興味があったので読んでみましたが、今でも十分通用する良い内容でした。人間の行動や気持ちにとても興味があるので、読み解いてデザインするのはきっと楽しいことだと思います。マーケティングに興味がある人だけでなく、私のように人の気持ちに興味がある人にもおすすめです。

 

 

 

人魚が逃げた — 青山美智子  きっと銀座へ行きたくなる

青山美智子さんの『人魚が逃げた』は、不思議な冒頭から始まります。

 

”—失礼ですが、あなた様は?
“王子です”
—王子?きょうはどうしてこちらに?
“僕の人魚が、いなくなってしまって..”
—人魚が?
“…逃げたんだ。この場所に””

 

このやりとりで物語は始まり、舞台となる銀座の街へと誘います。王子を名乗る謎の人物が探している「人魚」とは何なのか?考えをめぐらしながら読むのが楽しいストーリーです。

 

 

 

著者について

青山美智子さんといえば、『赤と青のエスキース』で本屋大賞2位を受賞、『リカバリーカバヒコ』でも本屋大賞ノミネートされました。

その作品は、読後に心が温まるやさしさと、登場人物たちの細やかな心の描写が特徴です。


銀座を舞台にしたやさしい物語

物語は、銀座というきらびやかな街を背景に、様々な人々が行きかい、交差していきます。

一話目の主人公は、自分には何の魅力もないと思い込んでいる若者。彼は12歳年上で美しく成功している恋人にふさわしい男になるために少々無理をしています。そんな彼の前に現れるのが、「人魚を探している」という王子です。

王子は不思議な存在で、登場人物たちに直接何かをするわけではありません。しかし、彼と関わることで人々は自分自身の本心に気づいていきます。

物語の中で登場する人々もまた、それぞれ事情を抱えていますが、著者はどの登場人物にもあたたかく寄り添い、共感させるられる文章です。


銀座と人魚姫の組み合わせ

物語に登場する「王子」は、アンデルセンの『人魚姫』の王子に由来しているようです。

童話の登場人物と現代的で洗練された銀座、という街の雰囲気が見事に合っていて、物語全体が現実感もあるファンタジーになっています。

アンデルセンの『人魚姫』を思い起こさせる部分も多く、物語を読み進めるうちに童話をもう一度読み返したくなりました。子どもの頃に読んだあの物語を、大人になった今どのように感じるか、そんなことを考えながら読み終わった一冊です。

人魚の日本の話と言えば、小川未明著『赤い蝋燭と人魚』も思い出しました。たしか、こちらも少し悲しいお話だったと記憶しています。人魚の話はなぜかハッピーエンドにはならないようですね。

 

 

 

心に魔法をかけてくれるお話

「人魚が逃げた」のストーリーはそれぞれ独立した話としても楽しめますが、全ての話がリンクしており、最後には爽やかな結末が待っています。

「王子は何者なのか」「逃げた人魚とは何だったのか」物語を読み終えた後には、きっと銀座の街を歩いてみたくなります。

青山美智子さんの『人魚が逃げた』は、銀座という街の魅力と童話の幻想的な要素を織り交ぜた、やさしく心に響く一冊です。

自分自身と日常に小さな魔法をかけてくれるような物語です。銀座の街で人魚と王子を探してみてください。

桃を煮るひと   くどうれいん著        心がほぐれるやさしいエッセイ集

2025.1.9読了

「桃を煮るひと」は、日常の中のあたたかな瞬間を切り取ったエッセイ集です。

タイトルどおりに日常の食べものと、それを取り巻く著者の人間関係がテーマになっています。

 

 

著者の魅力と背景
くどうれいんさんは歌人であり作家、小説『氷柱の声』では芥川賞候補にもなった才能あふれる30代の女性です。出身は岩手県盛岡市だそうです。

 

共感を呼ぶエピソード
この本には、どこにでもあるような食べものが、著者の視点によって特別なものとして描かれています。

たとえば「ぶどうあじあじ」というお話。飴の味が本物のブドウではなく「ブドウ味」の味だった話ですが、思わず「そうそう、わかる!」と共感し、こんな小さな気づきを大切にするくどうさんの感性がほほえましいと感じました。

中でも特に印象的だったのは、同居人のミドリさんとのエピソードです。ミドリさんは短い登場ながら、明るい笑いを添えてくれる存在で、ちょっとした言動が、エッセイ全体のピリッとしたアクセントになっています。  

 

優しい気持ちになる
くどうさんの文章はとてもやさしく、読み手に寄り添う力があります。彼女が紡ぐエピソードのおかげで、日々の忙しさで疲れた心がそっとほぐされた気がします。

「うんうん、そうだよね」とうなずきながら読み進めていると、自分の周りの日常も少し特別に感じられるようになるから不思議です。

このエッセイの唯一の困ったところは、読むと無性にその食べものが食べたくなること。盛岡冷麺や瓶ウニなどの地元岩手の食べ物もそうですし、「桃を煮るひと」というタイトルを見ただけで、やさしい甘さの桃が食べたくなります。

何気ない日常に心の癒しを求めている方に、ぜひおすすめしたい一冊で、読後は、自分の周りの何気ない日常や大切な人たちが、よりいっそう愛おしく感じられるかもしれません。

アロハで田植え、はじめました 近藤康太朗著      自分にとっての豊かさを考える

2025.1.5 読了

 

 

 

都会育ちの著者が九州の田んぼを借り、自分で食べるためのお米作りに挑戦する農業体験記です。

 

エコとかロハスとかスローライフとか関係ないと言い放ち、単なる田舎暮らしの記録にとどまらず、地方移住の現実や資本主義社会への疑問までをユーモアたっぷりに描いています。

 

 

著者の挑戦と魅力

著者・近藤康太朗さんは、元朝日新聞記者という肩書きを持ちながら、未知の土地での生活にとびこみました。

 

その文章から伝わるのは、たくましさと自然体の魅力。見知らぬ土地で、地元の人々と積極的に交流しながら未経験の田植えをスタートさせます。

 

お米作りは「八十八の手間」がかかると言われるほど難しく、はじめは失敗続きでしたが、試行錯誤の末ついに一年分のお米の収穫に成功します。

 

著者の魅力的は、理想主義に走りすぎないバランス感覚です。例えば、田んぼに発生する虫が死ぬほど嫌いであることを正直に告白したり、作業の大変さに情けない弱音を吐いたりと、等身大の姿がユーモアを交えて描かれています。その自然体の文章に、私はとても親しみを感じました。

 


「マイルドヤンキー」的な生き方?

ただ、この本を読み進める中で、少し不安も覚えました。それは、著者の生き方が10年前に話題になった「マイルドヤンキー」の価値観と似ている部分があるからです。

 

「マイルドヤンキー」とは、上昇志向が低く、地元密着型の人間関係を大切にする若者たちのこと。

 

著者のように、自分で食べるものをつくり、あとは好きなことをする生活は、確かに魅力的ではありますが、もし多くの人がこのような生き方を選ぶと、日本社会全体が成長しないのではないか、とも考えられるからです。


資本主義への問いかけ

著者の生き方は、誰もがそのまま真似できるものではありません。しかし、生き方に迷ったら、ただお金を払って解決するのはかっこ悪い、と著者は言います。

 

つまり、お金では買えない知識や知恵、そして他者とのコミュニケーション能力で工夫を重ね、だれでも人生をより豊かにする方法が見つかる、というメッセージだと感じました。

 

先がみえない現代だからこそ、これからはこんなやり方もありだよ、と。

 

本書から学べるのは、物事に真正面から取り組む姿と、自分らしい豊かさを追求する大切さです。少し立ち止まって、自分が本当に大切にしたいことを考えるきっかけになった一冊です。

 

老害脳 加藤俊徳著 あなたの脳は大丈夫?

2025.1.2読了

加藤俊徳さんの著書『老害脳』を読みました。タイトルを見て、年配の方に特有の問題なのではと思うかもしれませんが、実は誰でもなり得るもので、年齢に関係ないのだそうです。

 

さらに、老害脳は放置すると痴ほう症に発展する可能性もあるとのこと。これは放っておけない話ですね。

 

 

老害脳とは何か

本書では、老害脳のメカニズムや、それを防ぐための具体的な方法、さらに老害脳の被害を受けた際の対処法もていねいに解説されています。

 

突然怒鳴り出す人や、自分の意見を押し付ける人など、行動パターン別に脳のどの部分に問題があるのかを科学的に説明している箇所は非常に興味深かったです。

 

これを読むと、ただの性格の問題ではなく、脳の働きと深く結びついていることが分かります。

 

老害脳の伝染性とその恐怖

驚いたのは、老害脳の周りの人も影響を受けて思考力が低下し、次第に老害脳に近づいてしまうという点です。

 

まるで伝染病のようで、これは本当に怖いと思いました。人生100年時代に困ったことになりそうです。

 

老害を防ぐための対策

では、老害になる人とならない人の違いは何なのでしょうか?著者によると、脳が中年期に入る40–50代のタイミングで適切な対策を取ることが重要だそうです。

 

予防と回復のテクニックの章を読み、私自身の問題は「運動不足」と思いました。朝の散歩くらいから始めてみようかな。ほかにも好奇心を持ち続ける、同年代をみて自分を見直せ、というのもありました。

 

スマホやSNSは脳の老化を進めるという説もありますが、自分の知らない世界に触れることができる、という良い面も注目したいです。


老化やスーパーエイジャーへの関心

最近私は「老化」や「スーパーエイジャー」といった話題に関心を持ちはじめました。研究も進んでいるようですが、まだまだ未知の分野です。

 

老化のスピードは人それぞれであり、老害脳を防ぐための正解は異なるかもしれません。

 

厄介なのは、自覚のない老害脳です。権力を持った人が老害脳になれば、その立場を利用しようとする悪い人が現れる可能性もあります。また、権力がなくても詐欺師にだまされる危険性が増すことを考えると、他人事ではいられません。

 

社会全体で考える老害

この本を読んで感じたのは、老害脳はただの個人の問題ではなく、周囲や社会全体にも影響を与えるということです。人生をポジティブに楽しむためにも、やわらかな考え方を保つ努力を続けていきたいと思います。

 

美食の教養   浜田岳文                              世界のトップクラスの美食を楽しむ方法

    

「食べること」とはただ空腹を満たす行為ではありません。

 

特に「美食」というのは、一流シェフが作り出す「芸術品」を味わうこと、その深さと広がりを理解できることだと教えてくれるのが、今回ご紹介する『美食の教養』です。


この本は、127ヵ国を食べ歩き、世界トップクラスの料理レビューアーとして知られる著者が、最先端の美食の世界を初心者にもわかりやすく解説してくれます。

 

 


美食の世界を垣間見る

 

本書は、グルメのためのグルメ本とはずいぶん違います。

 

一流料理に興味はあるけれど敷居が高く感じる人に向けて、どのように楽しみ始めればよいか、予約が取れないレストランの予約術、さらには各国の最新料理、マナーまで、役立つアドバイスが詰まっています。

 

なぜ「美食」を始めるなら、最初から高級フレンチに挑むのではなく、ラーメンやそばといった、身近なジャンルでトップクラスの味を体験するのがよいのか?

 

それは味覚はトレーニングしないと育たないもので、経験を積み複雑な味を理解できるようになるまで少し時間がかかるから。そして食事代も何万円も必要ないから、という納得できる理由でした。

 

良いものだけに触れていると、理屈ではなく粗悪なものが見分けられるもの。いろいろ聞きずらい、何をどう聞いてよいかわからない、という人に親切な内容だと思いました。

 

 

美食家への道は日常から

 

著者は、「料理を真剣に作る人に敬意を払い、真剣に向き合って味わうこと」が大切だと述べています。

 

その考え方は、どんな料理にも当てはまります。家庭料理でも高級レストランの一皿でも、その背後には作り手の思いがあります。

 

作り手の思いや技術を理解することで、食事の時間がより豊かな時間になるはずです。

 


ワインやお酒がない美食の楽しみ

 

ユニークな点として、著者自身が飲酒をしないため、お酒に関する話はほとんど触れられていません。

 

私はワインと料理の関係に興味があるので、少し物足りない気もしましたが、逆に料理そのものに集中した内容が新鮮でした。

 

お酒も料理も奥深く勉強が必要です。そしてハードルが高いものは、長く楽しめる趣味になります。

 


美食の疑問を解消する一冊

 

難点といえば、イラストや写真がなく内容が多めで、読むのに時間がかかったことです。

 

ただ、初心者から経験豊富なグルメまで楽しめるので、一流料理に興味がある方や、食事の時間をもっと充実させたい方にとって、新しい扉を開くきっかけになるはずです。

 

せっかく評判のレストランに行って「おいしかった」という感想だけで終わってしまうのか、それとも、自分でもシェフの腕前や技術のレベルの違いがわかるようになれるのか。

 

「美味しいものって何だろう?」そんな問いを抱える人にぜひ手に取ってほしい一冊です。

 

食べることは、生きること。そして楽しむこと。美食の世界への一歩を、この本で踏み出してみてください。

 

 

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